Kamalで既存イメージをデプロイする(現状)最適解
2024/11/16みなさん Kamal 使ってますか?
多分この記事で有名になったと思うんですけど
Kamal 2 を使い、インフラに詳しくない人でもNext.jsを296円のVPSにデプロイできるよう、説明してみる - Naofumi
これを使って、開発中のプロダクトではなく単に既存イメージをデプロイする場合どう書くとメンテしやすいかなーと試行錯誤してたら、いい感じの方法を見つけたので共有させて頂きます。
準備
- Docker のインストール
- Kamal のインストール
- Docker Hub アカウント
- Docker Hub のアクセストークン (Read & Write)
手順
kamal init
でコンフィグ等を生成FROM
でイメージをタグ付きで指定した Dockerfile を作成 (コンフィグファイル等がある場合は適宜COPY
すること)config/deploy.yml
を編集 (詳細は後述)kamal setup
でデプロイ
config/deploy.yml
の編集箇所
service
, image
, servers
, registry
はコメントアウトを読めば理解できると思うので割愛します。
proxy
host
, app_port
はコメントアウト通りに編集すればよいのですが、ヘルスチェックがデフォルトで /up
に対して走るので、大半のアプリケーションでエラーが起きます。
proxy.healthcheck.path
を指定することで、このパスを編集できます。
https://kamal-deploy.org/docs/configuration/proxy/#healthcheck
builder
builder.context
を指定することで、docker build
のベースパスを指定してビルドできます。
ごらんの有様だよ!!!
で、俺が産まれたってわけ。
Publish on 2024/10/28