CloudflareのAutomatic Platform Optimizationが凄すぎる

  • 2022-11-07
  • 2023-08-26
  • 開発

このブログはFlokiNETで運営しているのですが、やはりどうしても重いです。

TTFBが1秒を超えるレベルなので、ページを開くまでに戻るボタンを押される可能性もあります。

なので今日一日使って色々試していたのですが、CloudflareのAutomatic Platform Optimizationという機能を使用してみたら、劇的に高速化出来たので紹介します。

料金

料金は月$5です。

2022/11/06時点のドル円レートが146.6円なので、月733円です。

高速なホスティングを利用すれば月500円未満で十分なTTFBを実現出来るので、私のように事情のある方以外は利用するメリットは無いでしょう。

しかし、キャッシュ、OPcache、APCu、CDN等の対策を試しても効果がない場合にはおすすめできます。

設定

設定方法は極めて簡単です。

以下のリンクからGlobal API Keyを取得します。

https://dash.cloudflare.com/profile/api-tokens

続いて、WordPressにCloudflareプラグインをインストールして、先程取得したAPIキーを用いて設定を完了させます。

あとは、Cloudflareの設定画面に移動して、Speed -> 最適化 -> Automatic Platform Optimization for WordPress を購入して終わりです。

これだけでどれだけ高速化されるかというと…

は?

いや、もう驚きましたよ。

こんなんエックスサーバーとかと同等レベルじゃないですか…

技術的な解説

実際何が起きてるのかというと、Cloudflare Workersで動的コンテンツがキャッシュされています。

開発者ツールを用いてレスポンスヘッダを確認すると、HITとか書いてあるはずです。

もちろん静的ファイルもキャッシュされるので、ほぼ全てのコンテンツがCloudflareのエッジサーバから配信されることになります。

エッジコンピューティングって最高ですね!